ろうそく祭りについて
- 加藤康弘
- 2020年11月1日
- 読了時間: 1分
先日、ミャンマー人の友人に招待されて、名古屋在住のミャンマー人たちが主催する「ろうそく祭り」を観てきました。場所は名古屋西インター近く。白亜の小さなパコダ(日本で言うところのお堂)がそこにあります。間島さんという女性の住職さんの骨折りで、有志から寄付を集めて(わたしも出資しました)造られたそのパコダは、夜の闇に200本近くのロウソクに照らされ、幻想的な佇まいで浮かび上がっていました。
このお祭りは正式にはダディンジュッ祭といい、仏陀が天上界での説教を終えて地上に戻ってくるのを祝うお祭りということで、10月になるとミャンマーで全国的に行われるそうです。本国では川にも小さな提灯を浮かべるとか。
会場ではミャンマーの友人が温かく出迎え、久々の旧交を温めました。
わたしが執筆した「チェーズー ティンバーデー(ありがとう)」は、彼らとの交流がなければ完成しえなかった作品です。
この民族の垣根を超えた友情と交流が、パコダの幻想的な美しさと共に、永遠に続きますように。

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