白亜のパゴダと「花まつり」について
- 加藤康弘
- 2021年5月2日
- 読了時間: 1分
今日は名古屋でミャンマーの国軍クーデターに抗議するデモに参加する予定でしたが、主催者側のミャンマーの友人から「こちらのほうに来てほしい」と誘われたイベントがあり、急遽予定を変更。行った場所は、「ろうそく祭り」で何度も足を運んでいる名古屋西インター近くのパゴダでした。
今日はお釈迦様の生誕を祝う「花まつり」。またこの白亜のパゴダが建立されて6周年にあたる日でもあり、本国のデモで国軍の犠牲となった人たちの鎮魂祭でもありました。
コロナウィルスの影響で、盛大なものではなくささやかな催しとなりましたが、去年の「ろうそく祭り」で感じたミャンマーの人々の安らかな笑顔は、どこか曇りがち。また、彼らの軍政に対する沸々と湧き上がる怒りや悲しみも伝わってくるようでした。
一日でも早く、彼らの心からの笑顔が取り戻せるよう晴天に映える白亜のパゴダに祈り、わたしのミャンマーの人々を描いた小説を一冊でも多く売って、彼らの支援に役立てようと改めて誓いました。

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