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白亜のパゴダと「花まつり」について

 今日は名古屋でミャンマーの国軍クーデターに抗議するデモに参加する予定でしたが、主催者側のミャンマーの友人から「こちらのほうに来てほしい」と誘われたイベントがあり、急遽予定を変更。行った場所は、「ろうそく祭り」で何度も足を運んでいる名古屋西インター近くのパゴダでした。

 今日はお釈迦様の生誕を祝う「花まつり」。またこの白亜のパゴダが建立されて6周年にあたる日でもあり、本国のデモで国軍の犠牲となった人たちの鎮魂祭でもありました。

 コロナウィルスの影響で、盛大なものではなくささやかな催しとなりましたが、去年の「ろうそく祭り」で感じたミャンマーの人々の安らかな笑顔は、どこか曇りがち。また、彼らの軍政に対する沸々と湧き上がる怒りや悲しみも伝わってくるようでした。

 一日でも早く、彼らの心からの笑顔が取り戻せるよう晴天に映える白亜のパゴダに祈り、わたしのミャンマーの人々を描いた小説を一冊でも多く売って、彼らの支援に役立てようと改めて誓いました。


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著者 加藤康弘プロフィール

1972年生まれ。愛知県幡豆町(現西尾市)出身◆高校時代より小説を書き始める。民主文学会に所属し多数の作品を生む。代表作「黄金の国」(民主文学2014年5月号掲載)◆2007年愛知県吉良町(現西尾市)町議会議員当選。1期務める◆空手道豊空会初段◆在日朝鮮人やビルマ民主化運動の活動家など多くの外国人を取材し交流をもつ。

推薦 浅尾大輔プロフィール

1970年生まれ。愛知県新城市出身1995年、第1回民主文学新人賞に応募、小説「ラウンド・ツウ」が佳作入賞。1997年、小説「ボンネットバス」で第1回伊豆文学賞優秀賞受賞2003年、小説「家畜の朝」が第35回新潮新人賞を受賞する評論家大澤信亮や画家増山麗奈らとともに、かもがわ出版から雑誌『ロスジェネ』を発行、2010年の終刊まで編集長をつとめる主な著書に「ブルーシート」など。

                 

 

新潟県出身横浜市立大学を経てフジテレビに入社「FNN朝駆け第一報!」のお天気コーナーでアナウンサーデビュー。「おめざめ天気予報」、「あなたの東京」など、数々の番組を担当。フジテレビの基本提供アナウンス「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」もナレーション。スポーツ記者や女性として初のプロ野球中継アナウンサーもつとめた現在は(株)シグマ・セブンに所属。舞台に上がりながら、youtubeチャンネル「菊池家リビングシアター」で太宰治や森鴎外など、数々の短編を朗読劇で配信。

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松井みどりプロフィール 

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