アラン・ドロンについて
- 加藤康弘
- 2020年11月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年9月29日
つい先日、かの名優アラン・ドロンは誕生日を迎え、85歳になったそうです。
アラン・ドロンといえば、彼の代表作「太陽がいっぱい」を始め、「若者のすべて」「冒険者たち」「ボルサリーノ」「パリは燃えているか」などなど、数々の名作映画に出演していますが、ドロンの魅力が最も発揮された映画として、わたしは「サムライ」を推しますね。
ハードボイルドアクションでありながら、銃の発砲シーンはごくわずか。非常に静かでスタイリッシュな作品ですが、ドロンの危険な「香り」や「色気」、そして彼の生い立ちや経験に由来する「翳」が、スクリーンを通してピリピリと伝わってきます。
フレンチノワールのまさに傑作!
また ドロンの出演作品では、チャールズ・ブロンソンと共演した映画「さらば友よ」もお勧め。映画としてはB級ですが、2大名優の個性がぶつかり合う面白い作品です。
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