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太神楽について

先日、地元で寄席が開催され、初めて生で太神楽を鑑賞しました。

お正月の縁起物として獅子舞と共に披露されるあの伝統芸能です。開いた和傘の上で鞠(まり)や桝(ます)を回す「傘の曲」、多数の撥(ばち)を投げ合う「投げ物」、くわえた撥(ばち)の上に土瓶(どびん)を乗せたりする曲芸などなど。「五階茶碗」という芸は、あごの上に撥や板、茶碗をどんどん積み上げていく高度な芸で、観ているほうが「崩れやしないか」とハラハラさせられます。

身近で鑑賞すると、芸人たちの日々の厳しい修練が垣間見え、ジャンルは違えど、同じ文化を探求する者として大きな刺激がありました。

コロナウィルスが懸念される今だからこそ、家に閉じこもってしまうのはもったいない。むしろこういった伝統芸能に触れる機会を増やしていきたいものです。

 

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著者 加藤康弘プロフィール

1972年生まれ。愛知県幡豆町(現西尾市)出身◆高校時代より小説を書き始める。民主文学会に所属し多数の作品を生む。代表作「黄金の国」(民主文学2014年5月号掲載)◆2007年愛知県吉良町(現西尾市)町議会議員当選。1期務める◆空手道豊空会初段◆在日朝鮮人やビルマ民主化運動の活動家など多くの外国人を取材し交流をもつ。

推薦 浅尾大輔プロフィール

1970年生まれ。愛知県新城市出身1995年、第1回民主文学新人賞に応募、小説「ラウンド・ツウ」が佳作入賞。1997年、小説「ボンネットバス」で第1回伊豆文学賞優秀賞受賞2003年、小説「家畜の朝」が第35回新潮新人賞を受賞する評論家大澤信亮や画家増山麗奈らとともに、かもがわ出版から雑誌『ロスジェネ』を発行、2010年の終刊まで編集長をつとめる主な著書に「ブルーシート」など。

                 

 

新潟県出身横浜市立大学を経てフジテレビに入社「FNN朝駆け第一報!」のお天気コーナーでアナウンサーデビュー。「おめざめ天気予報」、「あなたの東京」など、数々の番組を担当。フジテレビの基本提供アナウンス「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」もナレーション。スポーツ記者や女性として初のプロ野球中継アナウンサーもつとめた現在は(株)シグマ・セブンに所属。舞台に上がりながら、youtubeチャンネル「菊池家リビングシアター」で太宰治や森鴎外など、数々の短編を朗読劇で配信。

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松井みどりプロフィール 

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