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落語について

 先日、地元の古民家を利用したカフェ「キーズハウス」という店で、寄席が催されました。コロナウィルスが懸念される最中でしたので、客は20名まで制限しての開催でしたが、落語家さんたちの巧みな噺で、会場は笑いに包まれていました。

 わたしを招待してくれた落語家さんは、わたしの友人で大変優れた噺家です。

 普段の寄席ではお客さんを爆笑の渦に引き込む彼ですが、今回の寄席では人情噺。

 ジワリと胸を打つその御話に、集まったお客さんはわたしを含め、みな感動の拍手を最後に送りました。

 落語は江戸時代に花開いた文化ですが、やはりその時代を生きた日本人は皆、人情が厚かったのでしょうね。

 落語は古き良き時代を今に伝える歴史文化。

 後世に残していかなければならない文化遺産でもあります。

またその起承転結の流れは小説の執筆にも大いに参考となるので、作家を目指す方はできる限り触れることをお勧めします。


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著者 加藤康弘プロフィール

1972年生まれ。愛知県幡豆町(現西尾市)出身◆高校時代より小説を書き始める。民主文学会に所属し多数の作品を生む。代表作「黄金の国」(民主文学2014年5月号掲載)◆2007年愛知県吉良町(現西尾市)町議会議員当選。1期務める◆空手道豊空会初段◆在日朝鮮人やビルマ民主化運動の活動家など多くの外国人を取材し交流をもつ。

推薦 浅尾大輔プロフィール

1970年生まれ。愛知県新城市出身1995年、第1回民主文学新人賞に応募、小説「ラウンド・ツウ」が佳作入賞。1997年、小説「ボンネットバス」で第1回伊豆文学賞優秀賞受賞2003年、小説「家畜の朝」が第35回新潮新人賞を受賞する評論家大澤信亮や画家増山麗奈らとともに、かもがわ出版から雑誌『ロスジェネ』を発行、2010年の終刊まで編集長をつとめる主な著書に「ブルーシート」など。

                 

 

新潟県出身横浜市立大学を経てフジテレビに入社「FNN朝駆け第一報!」のお天気コーナーでアナウンサーデビュー。「おめざめ天気予報」、「あなたの東京」など、数々の番組を担当。フジテレビの基本提供アナウンス「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」もナレーション。スポーツ記者や女性として初のプロ野球中継アナウンサーもつとめた現在は(株)シグマ・セブンに所属。舞台に上がりながら、youtubeチャンネル「菊池家リビングシアター」で太宰治や森鴎外など、数々の短編を朗読劇で配信。

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松井みどりプロフィール 

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