落語について
- 加藤康弘
- 2020年11月15日
- 読了時間: 1分
先日、地元の古民家を利用したカフェ「キーズハウス」という店で、寄席が催されました。コロナウィルスが懸念される最中でしたので、客は20名まで制限しての開催でしたが、落語家さんたちの巧みな噺で、会場は笑いに包まれていました。
わたしを招待してくれた落語家さんは、わたしの友人で大変優れた噺家です。
普段の寄席ではお客さんを爆笑の渦に引き込む彼ですが、今回の寄席では人情噺。
ジワリと胸を打つその御話に、集まったお客さんはわたしを含め、みな感動の拍手を最後に送りました。
落語は江戸時代に花開いた文化ですが、やはりその時代を生きた日本人は皆、人情が厚かったのでしょうね。
落語は古き良き時代を今に伝える歴史文化。
後世に残していかなければならない文化遺産でもあります。
またその起承転結の流れは小説の執筆にも大いに参考となるので、作家を目指す方はできる限り触れることをお勧めします。

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